赤ちゃんの鼻づまりといびきについて

アレルギー性鼻炎といった病気は20世紀に入ってからどんどん発症率が高まっている「現代病」の1つといえます。発症率だけでなく、発症年齢も低年齢化してきているのは悩ましいところです。

 

赤ちゃんの時点でアレルギー性鼻炎を発症するお子さんも多数いらっしゃいます。その場合、赤ちゃんであっても鼻づまりを起こし、大人のように寝ている時にいびきをかく可能性があります。

 

「寝る子は育つ」というように、赤ちゃんにとって睡眠は休息のためだけでなく発育のためにも非常に大切な時間です。いびきをかくということは、決して睡眠の質がよいとはいえません。呼吸が不十分なため発育が妨げられる可能性も決して否定できません。

 

赤ちゃんがいびきをかいて眠っているような場合、小児科・耳鼻科で一度診察をしてもらったほうがいいでしょう。鼻づまりなどが見られない場合は、いびきが扁桃肥大などの症状で物理的に気道が狭められているために起こっている可能性もあります。

 

赤ちゃんの場合、鼻づまりだけで呼吸が遮られ、気管にたんが詰まるところまでいけば場合によっては窒息する可能性すらあります。赤ちゃんの気道は非常に細く、たんが少しからんだだけでも非常に苦しくなってしまうためです。

 

アレルギー体質などは遺伝であることも多いため、なかなかどうすれば防げるというものではありません。ただ、赤ちゃんのうちは大人と同じ症状も非常に危険で、時には致命的になりうるということだけは覚えておくようにしてください。