幼児のいびきと扁桃肥大について

いびきをかくということは、どんな場合であっても睡眠中の呼吸に何らかの影響があるということです。大人でも幼児であっても、そのことに変わりはありません。

 

大人でも、花粉症などでいびきをかいている方はとても辛いと思います。幼児の場合、睡眠は大人よりも多く必要になりますからさらにたいへんです。毎日元気よく遊ぶための活力を得るためにも睡眠は大切ですし、健やかに成長していくためにも睡眠は絶対欠かせません。

 

もし幼児のお子さんがいびきをかいていることに気付いた場合、お子さんのためにもしっかりケアしてあげるようにしてください。鼻風邪などで一時的にいびきをかいているだけなら、症状がおさまるとともにいびきもなくなるかもしれません。しかし鼻づまりをしているような感じもしないのにいびきをかいているとしたら、もっと深刻な状況である可能性もあります。

 

幼児のいびきの多くが、扁桃肥大によって起こっているためです。扁桃肥大はお子さんの体質で大きくなることもあり、10歳くらいまで肥大し続けることもあります。また、のどの炎症の繰り返しがより症状を悪化させることもあります。

 

この扁桃肥大が進んでいくと、気道がふさがれていびきをかく、寝苦しいといったことはもちろん嚥下などにも影響が起こることがあります。日常生活全般に悪影響を及ぼすもので、症状がひどければ手術も必要になってきます。手術を行うかどうかは耳鼻咽喉科の先生とよく相談なさってください。ただ、扁桃肥大の場合は鼻づまりなどに関係なく気道をふさいでしまうためいびきを止めるのは非常に難しくなります。